耳、鼻、のどの手術・短期入院ができるサージセンター大阪 大村耳鼻咽喉科

よくある質問

Question

Answer

耳について

Q1.耳そうじをどのようにしたらいいですか?

耳掃除は綿棒を使用してください。本来耳垢は外耳道の外側半分くらいまでしか溜まりません。奥を触ると痛いのは危険信号だと思ってください。

耳掃除は週1回程度で十分です。

やりすぎると外耳炎などのトラブルの原因になります。

お子様の耳掃除中に痛がるのは、それ以上触ると、耳垢を押し込んだり傷つけたりするサインです。

Q2.耳垢をとるためだけに、耳鼻咽喉科を受診してもいいのですか?

もちろんかまいません。

耳垢の除去も耳鼻咽喉科の処置項目のひとつです。特にお子様の場合はご家庭で無理をしないようにしてください。

Q3.耳垢はどれぐらいの期間で取ったらよいですか?

1週間に1回程度が適当です。

耳垢は自然に押し出され、外に出て行きます。無理に奥へ押し込むと傷をつけますし、あまり頻回に掃除をすると皮膚がただれて外耳炎の原因になります。

耳掃除はやりすぎないほうが良いと思ってください。

Q4.耳に水が入ると中耳炎になりますか?

中耳炎は鼓膜の奥の病気です。

耳に水が入っても、鼓膜で止まるので、中耳炎を起こすことはありません。

ほとんどの中耳炎は、鼻か咽喉からばい菌が耳管(じかん)という管を通って鼓膜の奥の中耳に入り込んで起こります。大抵は風邪の時に起こるものです。

・・・ただし、鼓膜に穴が開いている場合(慢性中耳炎や鼓膜外傷)は、耳から水が入ると、鼓膜の穴から中耳まで入ってしまうので、中耳炎の原因になります。

Q5.急性中耳炎になったらお風呂やプールはどうしたらいいですか?

急性中耳炎の多くは、風邪などが原因です。

熱がある場合、痛みがひどい場合はお風呂もプールも止めてください。

熱と痛みが引けば、お風呂は大丈夫です。プールは耳鼻咽喉科で確認されてからにしてください。

Q6.滲出性中耳炎で通院中ですが、プールは大丈夫ですか?

滲出性中耳炎の場合は、鼓膜に穴が開いていないので、基本的にはプールは大丈夫です。

ただし、そのために風邪を引いたり体調を崩したりすると悪化する原因になります。

滲出性中耳炎の治療として、鼓膜切開や鼓膜チューブの挿入の治療を受けられたときには注意が必要です。

Q7.鼓膜が破れたらふさがらないのですか?

小さな穴の場合は、8割以上鼓膜が再生して、自然に閉鎖します。

しかし、穴の大きさ、穴の位置などの要因で閉鎖しない場合があります。場合によっては手術によって穴を閉鎖する必要があります。

鼓膜の穴がふさがる場合まで、耳鼻咽喉科への通院が必要です。

Q8.お年寄りの難聴は治らないのですか?

いわゆる老人性難聴は、治りません。ただし、他の原因のある方(中耳炎など)はその治療で聞こえが良くなる場合があります。どうしても良くならない場合は補聴器をうまく合わせると聞こえはかなり良くなりますので、耳鼻咽喉科で相談されてください。

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鼻について

Q1.鼻血の対処法を教えてください

鼻の入り口に、ティッシュなどを詰めて、小鼻(鼻の左右に一番ふくらんでいる部分)をぎゅっと親指と人差し指で強くつまんでください。ほとんどの場合5分〜10分で止まります。その場合、仰向きに寝たり、上を向いて首の後ろをトントンたたいたりすると、血液がノドに流れて、体に良くありません。(大量だと窒息の恐れがあり、飲み込むと嘔吐の原因になります。)

座って、軽くうつむいて、鼻をつまむのが良い対処法です。

Q2.鼻血がよく出るので心配です

上記の対処法で5分〜10分で止血している場合は心配ありません。もし、20〜30分以上止まらない場合は、血液の病気の可能性がありますので、一度耳鼻咽喉科で精密検査を受けられてください。

繰り返し出血する場合は、蓄膿症(ちくのう症)やアレルギー性鼻炎など、鼻の病気が原因である場合がありますので、耳鼻咽喉科を受診しましょう。

Q3.鼻水がとまらないので心配です

鼻水が長期間続く場合、アレルギー性鼻炎、蓄膿症(ちくのう症)の可能性があります。鼻が悪いと中耳炎の原因にもなります。場合によっては鼻がノドへ流れて、せきや痰の原因にもなります。鼻水が止まらない場合は、耳鼻咽喉科でしっかりと治療を行うようにしてください。

Q4.鼻はかんだ方がいいのですか、すすった方がいいのですか?

鼻はかんだほうがいいです。すすってしまうと、耳に影響が出て、中耳炎の原因になる場合があります。鼻の中に汚い鼻汁(細菌を含む)を溜めておくと、風邪から蓄膿症(ちくのう症)になる場合もあります。なるべく鼻をかんでください。ただし、強くかみすぎると、こちらも中耳炎の原因になりますので、ゆっくりとかんで頂き、小さいお子様の場合、難しいようであれば耳鼻咽喉科で治療を受けるようにしてください。

Q5.ちくのう症は手術しなければ治らないのですか?

ほとんどの蓄膿症(ちくのう症)は通院治療で治すことが可能です。

  1. 通院による処置とネブライザーの吸入
  2. 長期間投与しても副作用の少ないマクロライド系抗生物質の少量長期の内服

上記の組み合わせが良い治療成績をあげています。

ただし、鼻茸(はなたけ)を伴う場合や、重症の場合は、手術が必要になることがあります。

最近では内視鏡を用いた手術により、短期の入院で手術を受けることが可能です。

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のどについて

Q1.扁桃腺が大きいのですが、手術で摘出した方がいいのでしょうか?

大きさだけでは必ずしも手術は必要ではありません。

  • 年に4〜5回以上、高熱を伴う急性扁桃炎を繰り返す場合
  • いびきがひどく夜に呼吸が止まる睡眠時無呼吸症候群の原因になっている場合
  • 病巣感染といって他の病気(皮膚病、腎臓病、心臓病)の原因になっている場合

などが手術の対象となります。

Q2.年に何度も高熱を出すのですが、扁桃を手術で摘出した方がいいのでしょうか?

熱の原因が扁桃炎であれば手術を受けた方がいいでしょう。これは熱を出す都度ごとに耳鼻咽喉科を受診して扁桃腺に炎症が起こっているかを確認してもらってから判断すべきでしょう。高熱の原因が他にあるのであれば、扁桃腺の手術を受けても効果はありません。

扁桃腺の手術は通常1週間程度の入院を要しますので、大きな病院で手術を受けてもらうことになります。

Q3.いびきが手術で治ると聞いたのですが?

いびきの原因が鼻づまりやノドが狭くなっていることが原因であれば、手術によってよくなる場合があります。

ただし、いびきの原因がそれ以外にある場合は当然手術をしてもよくなりません。

まず大事なことは、いびきの原因を調べることです。

Q4.のどに魚の骨がささったらどうすればいいのですか?

昔からよく言われるように、ごはんを丸呑みにしたり、うがいをしたり、痰を吐き出したり、という方法で痛みが無くなれば、骨が取れたと判断して構いません。

もし痛みが続くようなら、痛みの場所が1箇所に限局しているようであれば、骨が残っている可能性が高いので耳鼻咽喉科を受診してください。ほとんどの場合、口からか、もしくは鼻から内視鏡を用いて除去することが可能です。

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その他

Q1.風邪の時は耳鼻科でも診察してもらえるのですか?

鼻・ノドの症状の場合、耳鼻咽喉科で治療を受けられるのがよいでしょう。耳鼻咽喉科であれば、局所の処置、ネブライザーの吸入など患部を直接治療できます。

風邪から中耳炎や蓄膿症(ちくのう症)を引き起こす場合もあるので、むしろ耳鼻咽喉科で治療を受けられたほうがいいでしょう。

一方で、ひどい咳や高熱が続く場合、腹痛や下痢などの症状がひどい場合は内科や小児科に受診されることをお勧めいたします。

他科の受診が必要な場合は耳鼻咽喉科から紹介してもらえると思います。

Q2.インフルエンザは耳鼻科で診察してもらえるのですか?

最近はどこの耳鼻咽喉科でもインフルエンザの診断キットが置いております。外来で約15分でインフルエンザの診断ができますので、耳鼻咽喉科を受診されて問題は無いと思います。

Q3.おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)は小児科でないとだめですか?

耳鼻咽喉科を受診されて構いません。

おたふく風邪はおたふく風邪ウイルスによって起こる耳下腺炎です。耳下腺や顎下腺は唾液腺の一種で、耳鼻咽喉科の専門領域です。まれにおたふく風邪から難聴を起こす場合があります。おたふく風邪だと思っていたら他のウイルス性耳下腺炎、あるいは細菌性の耳下腺炎、反復性耳下腺炎である場合があります。これらの病気の治療は耳鼻咽喉科で受けられるのがよいでしょう。

Q4.何の為にネプライザー治療をするの?

ネブライザーというのは、薬剤を小さな粒子にしてノドや鼻(特に副鼻腔)に到達させ、そこで病変を治療するものです。直接患部に薬が届くのでより良い効果が期待できます。

Q5.補聴器をつけると難聴は進行しますか?

適切に調整した補聴器の場合、難聴を進行させることはありません。これは補聴器の機種と、器械内部の調整でそれぞれの患者さんの聴力に合わせた設定を行います。逆にきちんと設定をしないと、耳に悪影響を与えることがあります。

必ず耳鼻咽喉科専門医にご相談ください。

Q6.補聴器をかけても雑音ばかりが聞こえて役に立たないと言っている人がいますが、本当でしょうか?

補聴器には、補聴器の限界があります。小さな音を大きくすると、大きな音も大きくなって、これが雑音の原因になることがあります。補聴器の選定と器械内部の調整でかなりの場合解消できます。耳鼻咽喉科専門医に一度ご相談ください。

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