大村耳鼻咽喉科にご来院頂いている方の主な症状をご紹介します。
高熱やカゼの後は中耳炎のリスクが高まります。
３歳以下のお子さんの7～80％は一度はかかる病気です。カゼの炎症の後に発症する中耳の炎症で、耳痛・難聴・耳の違和感などの他に、発熱や食欲不振、幼少児では不機嫌などの症状がみられます。
性中耳炎や滲出性中耳炎を完治させずにいると、慢性中耳炎に移行するケースがあります。また、副鼻腔炎や他の病気に起因する場合もありますが、慢性的に耳垂れが出たり、耳が聞こえにくいといった症状がおこります。耳の奥に白い塊ができ、骨を破壊しながら増殖していく真珠腫性中耳炎と合わせて、完治のために手術を検討する必要があります。
鼓膜の奥（中耳腔)に滲出性中耳炎がたまり、音か聞こえにくくなる中耳炎です。症状としては、主に難聴・耳つまり感・耳鳴りです。投薬や通院処置により治療してゆきますが、状況に応じて鼓膜に少しだけ開けて溜まった液を排出させる場合や、鼓膜にチューブを挿入し、換気をよくして治療を行なう場合もあります。
耳が正常に聞こえているかの検査です。音を聞き取れるかを測定し、中耳炎の症状を調べます。
鼓膜の働きを調べる機械です。主にこれを用いて中耳炎が完治したどうかを調べます。
状況に応じて、鼓膜の周辺の状況を把握するために行います。耳の中に小さな小さなカメラをいれて画面に投影し、診断を行います。
